デニム
フランス語の「serge de nimes」 (セルジュ デ ニーム)つまり「ニーム産の綾織り」の意から来ている。
一般的に縦糸にはインディゴにより染色された紺色の糸を、緯糸には白糸を使って綾織りされている。
ジーンズの事を指す言葉になりつつあるが、正式には素材の名称。
ちなみに、縦緯ともに色糸を使用し綾織りだと「葛城」(かつらぎ)と言う。
メリット:
丈夫で色落ちを楽しめる。扱いが楽。
デメリット:
洗濯等で色落ちする可能性があるので、特に最初は他のものと一緒に洗えない。
未加工のジーンズなどは洗濯で縮む。(これはメリットでもある?)
ダンガリー
西インドのダングリという地名が由来。
縦糸に未晒しの白糸、緯糸にインディゴなどで染めた糸を使い綾織りした生地。シャツに用いられることが多い。
デニムと逆なんですね!
一般的には薄めのデニム=ダンガリーと思われていることが多い。
メリット:
耐久性が高い。扱いが楽。
デメリット:
白いものと一緒に洗うと色が移ることがある。
シャンブレー
縦糸にはインディゴにより染色された色糸を、緯糸には白糸を使って平織りされている。
デニムと同じ色使いだが、「平織り」なのがポイント。
シャツに使われることも多い。
メリット:
独特の霜降り感。使い込むと味が出る。
デメリット:
色落ちすることがある。
オックス
経緯に二本の糸を引き揃え、あるいは縦二本、横一本を引き揃え平織で織った生地。
糸の番手によって更に分類されることもある。