生地・素材Vol.2


レーヨン 


シルクに似た光沢手触りが特徴。以前は人絹と呼ばれていた。レーヨンはフランス語で「光るもの」の意味。化学繊維の中の再生繊維の一種で主原料は木製パルプ。

メリット:

ドレープ性があり吸湿性が良い。

光沢があり着心地、染色性が良い。

デメリット:

水に濡れると強度が低下し縮みやすい。

摩擦に弱く、シワになりやすい。


シルク


四大天然繊維の一つ(絹・麻・木綿・羊毛)で、蚕の繭から取り出した天然繊維。
古くは数千年前の遺跡から出てきたことがある位昔から使われてきた。

メリット:

吸湿性、保湿性、放湿性に優れている。

美しい光沢、軽く滑らかな肌触り。

デメリット:

縫製がむずかしい。摩擦に弱い。変色しやすい。

水に弱く縮みやすい。汗による変色が起こりやすい。


リネン


亜麻を原料とする天然素材。古代エジプト時代からリネンの布が織られていた。
洗うたびに柔らかくなり、身体にしっくり馴染むようになる。

メリット:

水に強く丈夫。吸湿性、速乾性があり清涼感がある。

ドレープ性があって光沢もありしっとりしている。

デメリット:

変色が起こりやすい。シワになりやすい。

摩擦によって毛羽立ちやすく、染色堅牢度が弱い。


シアサッカー


「しじら織り」とも言い暑い夏の定番となっている。
縦糸をたるませた部分と張った部分をを交互に織ることで
たるませた部分にシボが出来る。
凸凹の部分と平らな部分がストライプ状になる事で、
身体との接地面積が少なくなりさらりとした涼しい肌触りとなる。

メリット:

シワになりにくい。清涼感がある。

デメリット:

洗濯による色落ち、縮み。