ヴィンテージのワークシャツに多く見られるディティールです。
裾のサイドにある補強でこれによって裾が避けるのを防ぐ目的で付けられていました。
当時は生地、縫製とも今とは比べ物にならないくらい全然だったためこのような仕様となっていました。
(という事は昔はよく服が裂けたという事なのか?)
時代と共に手間・コストなどの面から次第に姿を消しその役割を終えていきました。マチが無くても大丈夫になったんですね。
ちなみにマチは~60年代頃までに多く見られるディティールです。
今では細部にまでこだわて再現されたワークシャツをあちらこちらで手に取ることができます。
敢えてビンテージテイストを出すために「マチ付き」を作っているんですね。
そんなこだわりに僕らの心は今日も踊らされてしまいます(笑)